2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ハロウィンでブチ上がれない人

友達から「ハッピーハロウィン」とメッセージが届き愕然とした。ラインのトーク背景でカボチャが爆発した。そういえばハロウィンの日にうっかり出歩いてしまっている! 街のシンボルタワーの前を通過すると俗世間にまみれきったティンカーベルやらアリスやら…

恋愛が続かない一要因

天性のおっちょこちょい故、時間配分を常々間違え、人との待ち合わせにも遅れることが多々ある。 元恋人のAは、大体10〜15分くらい遅れてきた。 ある日の午後に公園前で待ち合わせ、例の如く遅刻連絡が届いた。私は相手を待つために路地裏に散歩に出かけ、結…

音楽ってすごいとかありきたりだけどすごく大切なこと

普段バスのなかや徒歩など、移動中のできる限りはワイヤレスイヤホンを耳につけて音楽を聴いている。音楽というものが好きなのもあるし、街を歩いていて独り言を言っている人や悪気のあるぼやき、そういうものを耳にしたくないから音楽で他者を遮断している…

一般的なイメージっていったいなんだろう

自分を動物にたとえたらなんですか、と就職面接で聞かれることもあるらしい。 骨がなくてふらふらふらふらただよってて、よく言えば柔軟性があり、大人しいと思って不意に触る人がいたら毒を持って攻撃する。強い警戒心を持っている。物好きな少数の人は私を…

「芋っぽさ」は弱さの象徴だ

おそらくこのお題の趣旨である芋の美味しさとか思い出とかを語るわけではない。 量産型を倦厭し、垢抜ける方法もわからなかった一年前の私はまさに「芋女」だった。服のセンスも微妙だし生活習慣も自堕落で洗練されていない、街で声をかけてくるのはカットモ…

吉村萬壱『ハリガネムシ』運命の赤い糸、でもないくせに

吉村萬壱を人に薦められて読んだ。推されたのはうさぎのなんちゃらという本だったが、学校図書館の貧窮さからまずは『ハリガネムシ』を手に取ることになった。 日記のように平たいテンションで文章が綴られる。 風俗で出会ったサチコの、歯が欠けた間抜けで…

今1番いらない機能、生理

20年生きてきていまさらかいな、って感じだけど。自分がPMSを持っていることに気づいた。 PMS……月経前症候群というらしい。憂鬱になったり怒りっぽくなったり、胸が張ったりする。私は生理前になるとモロにこういう人間になる。胸がちょっとでかくなり、メン…

岡田和人「いびつ」奇形でピュアな愛の形

いろんな意味で人に勧めたくない漫画の話。 筆舌に尽くしがたすぎる、岡田和人の「いびつ」という傑作漫画のことについて。 あらすじ 「いびつ」の魅力、体のリアリティ 主人公がかかえる屈託 汚され、壊される美少女 「いびつ」とは何を意味しているのか? …